働くママの手
オト。
元気ですか。サッカーがんばってますか。
もうすぐ夏休み。たのしみですね。
このまえ、あなたのママとお仕事をしました。
2年生ならもう、スタイリストという職業も理解しているでしょうね。
いつも、あなたのごはんを作ったり、洗濯物をたたんだり、掃除をしたり
あたまをなでたり、汗をふいたりするその手で
その日は私の
着替えを手伝って、ボタンをはめて、アイロンをかけて
アクセサリーをつけて、服のホコリを取ってくれました。
ユメちゃん。
はじめましてこんにちは。
毎日暑いけど、学校楽しんでいますか。
あなたのママとのお仕事は いつもとても楽しいです。
あんなにも周りに愛をふりまく人を、私は他に知りません。
あなたのお弁当を作ったり、食器を洗ったり、ゴミをだしたり
お花に水をあげたり、一緒に歩くときには繋いだりするその手で
その日は私の髪を
とかして、ブローして、ばっさりとカットしてくれました。
たくさんのひとがママ達の
作りだすものを アイデアを 楽しみにしています。
朝、いってらっしゃいって手をふってあげられないかもしれない。
夜の歯磨きの仕上げを 手伝ってあげられないかもしれない。
寂しい思いを させてしまう日があるかもしれない。
でもね
まだひとりで人生を歩いていたころからずっと
集めて 育てて 広げて つないできたものを
やっぱり簡単に手放せないの。
だから
ママ達は今日も行くね。
あなた達の事を
頭のなかの
一番大切な部屋にしまって。
「ごめんね」
っていうのとはちょっとちがう
でもやっぱりちょっと
あやまっちゃう。
いつかあなた達の手が とってもとっても大きくなって
ママ達よりも大きくなって
でも
働き者のママの手を おぼえていてあげてね。
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