“かわいい”の正体を探して...

“かわいい”の正体を探して...
中里邦博 Kunihiro Nakazato MilK日本版 編集長/1970年、神奈川県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、大阪有線放送社、プラップジャパン、ワールドフォトプレス、ベストセラーズを経てエクスナレッジ勤務時代に『世界のこども部屋』シリーズを手がけた後、同誌を立ち上げる。

壮絶な出産 その3

「いつこの痛みから解放されるのだろう…」

一晩中、そのことばかり考えるわたくし。

そんなこと考える余裕さえ全くないままに、

ひたすら激痛に耐え続けている奥さん。

 

緊迫した瞬間が延々と持続し

じりじりと、時は鈍い足取りで

過ぎて行きました。

 

パラマウントベッドの両側の柵が

あわや、もぎとれるのではないかと

思うほど、ぎしぎしと握りしめ揺らせる

怪力はいったいどこから湧き出るのだろう。

 

彼女の激闘ぶりを前にして、

不謹慎極まりないと思いつつも、

朝方は眠気が襲ってくるので、

お手洗いで顔を洗うこともしばし。

空はしらじらと明けていきました。

 

am6:50、ついに子宮口が

10センチ大で全開に。

ほどなく、分娩室へと移動!

 

(今さらですが、立会い出産でした)

 

 

TVなどで幾度と無く目にしたこのお部屋。

そこに、自分が潜入していることの不思議。

陣痛室の平らなベッドに比べ、

大きく傾斜したそのベッドでは

明らかに緊張を強いられる体勢に。

冷酷なまでに、刻一刻と増して行く痛みは

ここに来てもなお、追い打ちをかけるかのように

妊婦に襲いかかるのでした。

 

汗でぐっしょり、目はうつろにさまよい、

極度に消耗しきった全身が

わなわなと震えていました。

 

いよいよかと思われた待望のシーンは

それでも、なかなか訪れません。

 

ついには、一度乗った分娩台を降りて、

丸いスツールに座っていきむように促される。

 

新たな状況で繰り替えされる雄叫びが

無情にも、またやり直しの辛さを

倍増させているように感じられてしまう。

 

後からお聞きしましたが、

「もう少し時間が経って出て来なかったら

陣痛促進剤、打つしかないかもね」。

という話が出ていたくらい、

切羽詰まった状況で、もはや限界なのは

ド素人の私でも理解できるほど。

 


それでもなお、耐えて耐えて耐えて、そして耐えて。

寄せては返す痛みに挑んでいると、

助産師さんが、「髪の毛出てきたよ!」とお知らせ☆

そのタイミングで、再び分娩台へ。

助産師さんと私の介添えのもと、

全身の力を振り絞って、そこに上る姿が

この上なく痛々しいこと、、、

もう、完全にラストスパート。

 

気合を入れなおし、来るべき瞬間に備え、

奥さんの右手を握りしめる。

が、その瞬間、陣痛とともに

尋常じゃない力で握り返され、

穴が開くんじゃないかと思うほど

彼女の爪が手のひらに食い込む!!

無意識でぎゅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーっと。

「やばい、やばい!」

必死で1本1本の指をほどいて脱出!

 

 

それから何分ぐらい経ったでしょうか。

 

 

「ほらっ、頭出てきたわよ!!」。

(え、まじまじ?? 明らかに動揺)

 

「じょうず、じょうず!」

「(深呼吸で)赤ちゃんに酸素を送って!」

「(会陰が切れちゃうから)いきまないで!!」

 

 

 

 

 

うわっうわっ、焦る焦る、もうでてきちゃう~

 

 

 

 

 

am9:33、胎脂と血に覆われた

生命体がぬるりと、その姿を現しました。

実に手際よく、体の血がふきとられた

新生児はすぐさま母親の胸元へ…

おぎゃーーーーー。

 

 

なんと感動的な瞬間なのでしょう。

筆舌に尽くし難い気持ち。

 

 

小刻みに震える赤子を眼前に抱えた奥さんは

すでに、全てから解放され安堵の表情。

母性たっぷりの微笑で、待ちわびた我が子の

顔をまじまじと確かめるように見つめていました。

 

 

 

 

 

 

神さまご先祖さま家族親族のみなさま

本当にありがとうございました!

 

感謝と感動で胸いっぱい。

 

 

 

まぁさん、改めて本当に本当にお疲れ様、

そして、ありがとう☆

 

 

 

 

 

 

IMG_1070.JPG

最近、あちこちの皮がむけはじめました。

 

23:46

Comment: 0

Trackback: 0

23:46

Comment: 0

Trackback: 0

妊婦ライフを回想して

里帰り中の彼女のもとへ、日参。

沐浴やオムツ交換の練習も兼ねて、

日中、仕事を済ませて夜に行っているのですが、

近くに義姉ご夫婦、おいっこめいっこが

住んでいるので、賑やかな食卓を囲んでいます。

 

 

 

25日は奥さんの誕生日でした。

わいわいとおいわい。

 

プチプライスのギフトの後に

本命のプレゼントを差し出す。

その落差で好印象を出せはしまいか。

 

高価な買い物はそうそうできないので

この手法で何年もやりくりしている

せこいわたくしですが、

ことしはもうひとつサプライズ。

 

 

 

IMG_1039.JPG

さて、なんでしょう。

IMG_1032.JPG

裏面もこんなシールでカスタマイズして。。。

 

 

 

 

 

 

 

出産までの10カ月を振り返る写真集なのでした。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_1034.JPG

妊娠が発覚した時(うれしかったなぁ)

IMG_1035.JPG

戌の日のお参り(不安だったなぁ、まだ)

IMG_1033.JPG

愛猫ポポとの日々(癒されたなぁ、彼にも)

IMG_1036.JPG

2人で最後の旅(危うく、海外に行くとこだったなぁ)

 

 

 

毎日、そわそわくわく(柿本さんのタイトル拝借) な

日々を回想して幸せ気分を永遠に留める試み。

 

 

 

 

 

デジカメの写真って撮りっぱなしが多い昨今。

久しぶりに、いろいろと出力する機会に恵まれました。

 

それにしても、インクってすぐなくなるなぁ。

 

 

職業柄でしょうか? 

写真のセレクトやページネーションに頭を悩ませ、

ぎりぎりの完成になってしまいました。

 

マタニティライフに一区切りがついて、

新たな気持で、ほやほやの新生児と

夫婦ともども向き合っております☆

 

 

 

※ そにれしても、1月生まれの人に縁があるのです

母、兄、嫁、娘etc.  

元編集部伊藤ちゃん、ブロガーのまなこさん

にいたっては娘の誕生日が同じという、、、

 

13:10

Comment: 0

Trackback: 0

13:10

Comment: 0

Trackback: 0

壮絶な出産

思いっきり、どや顔してますが、

奥さんの出産は本当に本当に壮絶でした。

 

 

ほとんどつわりもなく、

妊娠発覚以来、極めて順調に

推移していたこの10カ月。

 

 

 

こんなにも、強烈なクライマックスが訪れようとは、、、

 

 

 

1/15(日)、夕方。

「今日、生まれたら“いい子の日”だったのにね」。

そんな軽口を叩いていたこの日、

私達に、おしるしのおしらせが。

 

iPhoneアプリ陣痛ログですかさず計測開始、、、

当初はスタートとストップを彼女がご発声

していたものの、ことばを発するのが

ままならなくなり、わたくしが

その様子を見てボタンを押すことに。

 

途中、何度か産院に電話をかけるものの

余裕の笑みで

「もうちょっと様子みてもらっていいですか??」

嫁「うぞぉぉ!! 死ぬぅもう無理」。

 

ぎりぎり直前までふだん慣れしたんだ自宅で

なるべくリラックスして動けるようにとの配慮。

(後日談ですが、あれはまだ前駆陣痛だったのだそう)

 

教科書通り、陣痛が5分間隔ぐらいになって

ようやく、ではいらしてくださいとOKが! ついに!

 

 

 

夜中の1時ちょっと過ぎぐらいでしたでしょうか。

 

 

何しろ、周囲は人々が寝静まった住宅街。

 

5分起きに、大地を切り裂かんばかりの

悲鳴が飛び出すので、家の中を少しずつ

移動して、玄関直前でひと呼吸。

ひと山、陣痛を越えたときに、

駐車場まで猛ダッシュ(もち、走れませんが、、)!

全体重を預けるように奥さんが後方座席に

なだれ込み(この際、装着したてのチャイルド

シートを外しスペースを確保)、

エチケット袋も詰め込んで(嘔吐ありのため)、

そそくさと電動ドアを閉めました、ふぅ。

 

わたくし、それそれは緊急車両の気分で

すっとばして彼女を搬送しました。

 

 

 

 

途中、陣痛が来るたびに停車して

彼女をさするなどしようかなと

考えていたものの、気づけば

自分でもびっくりするほど、

迅速に産院に到着!!

 

と、ここまで書いて時間切れのため

 

続きはまた

 

 

 

 

今日の1枚。

388377_151874301590915_100003050393790_190489_1087072622_n.jpg

かわゅい☆

 

 

 

 

 

 

14:38

Comment: 0

Trackback: 0

14:38

Comment: 0

Trackback: 0

背中合わせの命

赤ちゃんはお腹の中で何をしているのか

 

 

 

なんという、いまいちばん気になる、

そして直球なネーミング。

 

同書の著者である丸茂先生が

お勤めの板橋中央総合病院に

4Dエコー検査を申し込むも、

「12月までいっぱいです」とつれないお返事。

 

 

 

手相がすでにできあがっているのを確認できたり

おしゃぶりやあくびをしたり、

目をぱちぱりしたり、しかめっ面したりetc.

 

さまざまな赤ちゃんの様子を

立体映像の動画で見ることができる

付録のDVDに触発されて、

「ここに申し込むべし!!」と、

鼻息荒く電話をかけたのは9月のこと。

 

 

さすがに、6年間で約1万人もの

赤ちゃんをつぶさに4Dエコーで診てきた

先生のもとには、希望者が殺到するものです。

 

 

いろいろ探して

あんどうレディスクリニックへと。

 

 

DSC_0340.JPG

 

 

お顔を拝見したい、おとなチームに

あんよで顔を隠して必死に抵抗する

姫ちゃんがおわしました。

 

「はい、こっち向いて~」とはいきませんものね...

 

 

大画面で見るとそれはそれはインパクト大。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私事ですが、先日、母が他界しました。

クモ膜下出血で倒れてから

かれこれ約7年半ものあいだ

寝たきりだったので、ずっとずっと

覚悟をしていましたが、とはいえとても無念でなりません。

 

9月中旬には、「今夜が山かも」と、

緊急招集され、九州からも親戚が駆けつけたものの

奇跡的なV字回復!!

 

そして、亡くなる2日前も、

父とお見舞いにいった時には、

目を合わせたり、声を出して笑ったり、

主治医の先生が「びっくりです」というほど

調子が良かったのに、あっさりと。

 

てっきり、孫の顔見たさに寿命が伸びたんだと、

すっかり油断しきっていた、お昼どきに

その電話はかかってきました。

 

電話の向こうで嗚咽する父の声を聞くと、

私も堰を切ったように涙があふれ、

胸がしめつけられ苦しくなり呆然としました。

 

 

 

 

 

 

 

いっぱいいっぱい泣いて

いっぱいいっぱい笑って

さよならができました。

 

葬儀場ががらんと感じられるほど、

ごく少人数の家族葬。

愛にあふれたひとときを

過ごせたことを心から感謝。

 

 

 

きっと、すべてを悟って

旅だったのでしょう。

 

 

 

 

そして、改めて確信するのです。

母という存在の偉大さを。

命を次の世代へと接ぎ木する女性の尊さを。

 

 

 

 

ゆく命とくる命を思うのでした。

18:05

Comment: 0

Trackback: 0

18:05

Comment: 0

Trackback: 0

おじいさん同行

「1カ月で●キロも太っちゃった」と奥さん。

 

赤ちゃんがいるから多少はと思いつつも、

よく考えれば、今はせいぜい500g?ぐらいだから

母体のみ肥えてる!のか。

 

というわけで、まんまと検診で

先生から厳重注意を^^;

 

 

今回は父を誘って、三人+赤ちゃんで

妊婦検診に挑みました。

父の食いつきがまぁ、それはそれは。

彼の時代には、このような先進技術はなかったですからね。

エコーの映像に感嘆することしきり。

 

 

 

産院を出て、早朝の鎌倉でお茶をしようと繰り出すも、

お店がことごとくやってない!!! そりゃそうか。こんな時間に。

 

でもでも、カフェ・ディモンシュさんが「朝ディモンシュ」と称し

なんとAM8時から営業をはじめていたので、滑り込み。

q11.jpg

お子さん連れも多い(というか、老若男女に愛されている)お店ですね。

しかし、doisが閉店になっていたとはショックです、、、

 

 

その後、お宮参りや安産祈願の方も多く見受けられる八幡宮へ。

大内さんも心配されていたご神木、大銀杏の

その後のその後は、こんな感じでした。

q12.jpg

 

 

久しぶりの八幡さま。

はて、この前に来たのはいつぞや?と思えば、

3年前の亮一の神前結婚式だった。

 

たくさんの方に見守られての挙式、

すごくよかったです、ぜひおすすめ。

 

11:40

Comment: 0

Trackback: 0

11:40

Comment: 0

Trackback: 0