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豊島
内藤礼と西沢立衛による美術館が10月17日のOPENを控えた豊島です(建築途中の姿を、バスの車中から見ましたが、すっごく心惹かれる外観でした)
ここからは、島内の作品
かつての公民館をアートとして再生させた、塩田千春の「遠い記憶」。折り重なる扉や格子窓は、きしむ音が聞こえそうなほど密集していました。
建築家、安部良による「島キッチン」。そう、レストランです。傾斜地を活かし、地を這うようにせり出した屋根が、うまい具合に日除けにもなって、涼がとれます。お隣には、ピピロッティ・リストの映像展示があったのですが、あいにく見れませんでした。
天にも昇りそうなアニマルご一行。
ノアの箱舟をも連想させる動物フィギュア、珍妙なマスコット、書物や家財道具ごとアートになった家屋etc. この島を愛する架空の人物、藤島がこの地の復興に奮起する様子を表現するという、極めてユニークでユーモラスな作品、「こんにちは藤島八十郎」。作者は藤 浩志。これには、脱力させられました。しかも、敷地内の“藤島タワー”に登って頂上から見た景色ったら、最高! 気分はトム・ソーヤ。![]()
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次々に、独特な“藤島ワールド”が展開、たまたま今はいないけど、この人は確かに実在する、そんな説得力がありました。
個人的に、今回の滞在でいちばん好きだったのが、こちら「ストーム・ハウス」。ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーによる作品で、嵐の夜を再現、室内で擬似体感する趣向です。轟く雷鳴が耳をつんざき、瞬く閃光にはっとさせられ、それに伴い家屋全体が振動し、窓づたいに流れる雨が激しくなる様子、天井から雨漏りがバケツに滴り落ちる音etc. そのどれもがリアル。かんかん日照りな家の外と見事な対比が、本当に面白かったです。
NY在住、森 万里子の「トムナフーリ」は、古代ケルト時代の“霊魂転生の場”から想を得た作品。道路から、山を分け入ってぐんぐん進み、秘境のようなところに佇んでいます。岐阜県飛騨市にある、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設(ふぅ、長い)と連携していて、スーパーカミオカンデに感応して光を放つという、壮大なスケールの表現なのですが、肝心な発光時間帯は夕方から夜にかけてらしく、残念ながらこの日は見ることができませんでした。
島内はバスで移動しましたが、中にはこんな可愛らしい、バス亭のソファがありました。
時間がぎりぎりにもかかわらず、森 万里子さんの作品を見たいがために、ヒッチハイクをする(気さくに乗せてくださったご主人さま、ありがとうございました!)など、もったいない病丸出しでこの島も駆け抜けました、、、
――つづく
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